
疲れ目の秋?目の健康について (2008年10月23日掲載)
秋の夜長に読書を楽しむ方も多いかもしれませんが、「目の健康」には気を遣っていますか?
基本的には、照明が暗いほど目の疲労度は高くなります。JIS規格で定められた基準によりますと、寝室は10〜30ルクスで十分ですが、リビングや応接室には30〜75ルクス必要、さらに、読書や勉強などに必要な明るさは、もっと明るい500〜1000ルクスとされています。
つまり、読書や勉強をする際は、部屋の明かりだけでは不十分なのです。読書や勉強をする際は、読書用スタンドを手元に置くといいでしょう。また、寝転んだ姿勢で本を読むのは最も目に良くありません。紙面から40センチ前後目を離し、座った姿勢で本と向き合いましょう。
時には目を休ませることも大切です。疲れたかなと思ったら、時々目をつぶってみたり、遠くの風景をぼんやり眺めたりしましょう。軽い運動などで気分転換するのもいいですね。
また、目の健康という点から見ると、大切な栄養素はビタミンです。中でも、ビタミンAが不足すると、暗い所で目が見えにくくなる夜盲症(鳥目)や結膜や角膜が乾燥する眼球乾燥症になるおそれがあります。ビタミンAは、ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜に豊富に含まれていますので、積極的に摂りたいですね。
読書の秋が疲れ目の秋にならないよう、秋の夜長を楽しんで下さい。
基本的には、照明が暗いほど目の疲労度は高くなります。JIS規格で定められた基準によりますと、寝室は10〜30ルクスで十分ですが、リビングや応接室には30〜75ルクス必要、さらに、読書や勉強などに必要な明るさは、もっと明るい500〜1000ルクスとされています。
つまり、読書や勉強をする際は、部屋の明かりだけでは不十分なのです。読書や勉強をする際は、読書用スタンドを手元に置くといいでしょう。また、寝転んだ姿勢で本を読むのは最も目に良くありません。紙面から40センチ前後目を離し、座った姿勢で本と向き合いましょう。
時には目を休ませることも大切です。疲れたかなと思ったら、時々目をつぶってみたり、遠くの風景をぼんやり眺めたりしましょう。軽い運動などで気分転換するのもいいですね。
また、目の健康という点から見ると、大切な栄養素はビタミンです。中でも、ビタミンAが不足すると、暗い所で目が見えにくくなる夜盲症(鳥目)や結膜や角膜が乾燥する眼球乾燥症になるおそれがあります。ビタミンAは、ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜に豊富に含まれていますので、積極的に摂りたいですね。
読書の秋が疲れ目の秋にならないよう、秋の夜長を楽しんで下さい。
気象予報士 小越久美