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さくら豆知識

  いろんな視点からさくらの話題を発信♪

第9回
桜餅の意外と知らないアレコレ

さぁ、今年もさくら前線は、いよいよ北海道まで北上してきました!

西・東日本の方は、もう今年のお花見は済んだという方も多いのではないでしょうか?
そこで、突然ですが質問です!皆さんは、「さくら」と聞くと、何を連想しますか?

まず一番に連想するであろう“お花見”、“春”という大きなものから、
“卒業式”、“入学式”など、様々なものがあると思います。

ただ、今回は、さくらから連想するアレ!そう…“桜スイーツ”についてご紹介します!
紹介するのは、ライフビジネスウェザー社内で2番の若手、鈴木です。
よろしくお願い致します!


そして、今回はさくらスイーツの中でもお馴染みの「桜餅」に焦点を当てていきたいと思います。

今回、桜餅について紹介したいことが大きく3つあります。
桜餅の起源
桜餅は関東と関西で形が違う
桜餅には欠かせない葉っぱは,その70%が“ある地域”で生産されている
この3つについて、この後は少し掘り下げていってみましょう。

桜餅の起源について

まず①つめの桜餅の起源についてご紹介します。

桜餅のルーツは、現代からさかのぼること、ちょうど300年前…。
1717年(享保2年)、長明寺(現存する墨田区向島にある寺院)の門番であった山本新六が、
寺の門の前で山小屋を創業して売り始めたのがキッカケ。

サクラと寺院.jpg

当時、桜餅に巻かれていたさくらの葉は、
隅田川のさくらの落ち葉を醤油樽を使って、塩漬けにしていました。
元々は、お墓参りに訪れる人をもてなす手製のお菓子であり、
さくらの葉は落ち葉掃除で出たさくらの葉を使おうと思い立ったのが始まりのようです。

同年、将軍の徳川吉宗の令により、隅田川沿いにさくらの植栽が行われ、
これを機に現代の隅田川は東京のさくらの名所として、名を連らねるようになりました。
また、桜餅1個お値段は当時の金額に直すと、およそ63円だったそうですよ。

桜餅の形の違いについて

次に②つめの桜餅の形の違いについてご紹介!

皆さんは、桜餅を食べる際、桜餅の形について気にしたことはありますか?
実は、関東と関西において、桜餅の形の違いがあるのです!

まず、関東圏で食べられているものはというと、餅は小麦粉を水で溶いて、薄く伸ばして焼き、
クレープのような生地に餡を包むものが主流です。
この形は①でも紹介した桜餅のルーツを取り、長明寺と呼ばれています。
包み方は様々あり、くるりと筒状に巻いたもの、半月上形に折り畳んだものなどがあります。

次に、関西圏で食べられている桜餅ですが、
餅は道明寺粉(水に浸し蒸したもち米を干したもの)を使い、
独特のモチモチとした食感が特徴です。
この餅をさくらの葉で巻き、さらにその上にさくらの花びらの塩漬けを飾ったりします。

2つの桜餅の違いは、下の写真で見ると一目瞭然ですね!

長明寺.jpg

道明寺.jpg

上の写真が長明寺(関東圏)、下が道明寺(関西圏)になります。

皆さんが、これが桜餅だ!と思うのはどちらの方でしょうか?
なお、補足ではありますが、主に関東県で食べられている長明寺は、関東地方の他に、
東北地方(福島県、宮城県、岩手県、秋田県、青森県の一部地域)、
静岡県、長野県、島根県、鳥取県西部、石川県金沢市などにも伝わっているようです!

対して、関西圏で食べられている道明寺はというと、関西地方の他に、
北海道、東北地方日本海側、北陸地方、愛知県、岐阜県、
中国地方、四国地方、九州地方などに伝わっているそうですよ。

桜餅の葉っぱはどこから?

最後に③つめの桜餅には欠かせない、あの葉っぱについての豆知識についてご紹介!

桜餅の代名詞とも言えるさくらの葉ですが、
皆さん一体何のさくらの葉が使われていると思いますか?
…え?さくらの葉なら何でもいい?違うんです!桜餅に使われる葉は、
そのほとんどが特定のさくらの葉なんです!

一般的に現代の桜餅に使われている葉は“オオシマザクラ”という品種のさくらの葉を用いています。

オオシマザクラ.jpg

この葉はさくらの葉の中で葉が比較的やわらかく、
葉についている細かい毛が少ないのが特徴で、食用に適しているのです。
このオオシマザクラの葉を塩漬けにして、桜餅に巻くんですね!
さくらの葉なら何でもいいという訳ではないんですよ!笑

そして、驚くのはここから。このオオシマザクラの塩漬けの葉ですが、
全国のシェアのおよそ7割が静岡県伊豆半島にある松崎町で生産されているのです!
ビックリでしょう!?
あなたが食べ桜餅の葉っぱは、松崎町で作られたものかもしれませんね。

以上で今回さくらスイーツお中でも、お馴染みの桜餅のアレコレについて、ご紹介してきました!

これから、北日本では花見シーズン真っ只中!
満開のさくらの下で、桜餅を食べる…なんていう機会もあるかと思います。
そのときは、少しこれらのことを意識して食べてみてはいかが?

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